2026.08.24
歯周病
歯磨きすると歯茎から血が出る…それって歯肉炎・歯周病のサインかも
こんにちは、山口県美祢市の歯医者【美祢歯科医院】です。
「歯磨きをすると血が出たけど、最近出なくなった」
「でも、その後も歯磨きすると血が出る時期がある」
このような経験はありませんか?
歯磨きして血が出たは、一時的に落ち着くことがあります。
ただし、それは「根本的に治った」わけではなく、一時的に症状が落ち着いているだけのケースも少なくありません。
特に、
● 歯石とりをしばらくしていない
● 口臭が強くなってきた
● 普段歯磨きを適当にしかしていない
● 歯ブラシの交換を全然していない
そういった方達が歯磨きして血が出る事が多いです。
なぜ歯磨きして血が出るのか?
まず、どこから血が出ているかというと、歯茎から血がでている事がほとんどです。
そして、血が出るという事は言わば、歯茎は正常な状態ではなく、炎症状態にあります。
こういった歯茎の状態を歯科では、下の様な一般的に歯肉炎や歯周病と呼ばれます。
歯磨き時に歯茎から血が出るのは、軽度の炎症サインであることが多く、放置すると歯周病の進行・見た目の悪化・口臭リスクにつながります。
とくに妊娠中や成長期のお子さま、口元の印象を大切にされる方は、早期の対策が大切です。

どうすれば良いのか?治療法は?【歯肉炎】
歯肉炎は早期なら可逆的で、原因除去とセルフケアの徹底で健康な歯ぐきへ回復が見込めます。治療の中心は歯科医院でのスケーリング(歯石除去)とバイオフィルムの機械的除去、そして患者さまに合わせたブラッシング指導です。
歯面のプラークコントロールを高め、出血・腫れを短期間で改善。仕上げにフッ化物応用や歯間清掃具の選定を行い、再発を防ぎます。
以後は3~4か月間隔のメンテナンスで良好な状態を維持します。
どうすれば良いのか?治療法は?【歯周病】
歯周病は歯を支える骨まで炎症が及んだ状態です。基本治療としてスケーリング・ルートプレーニングで歯茎から見えている部分から歯周ポケット深部の歯石・細菌を徹底除去し、噛み合わせや清掃性も見直します。
重度では、必要に応じて歯周外科(フラップ手術)や再生療法、暫間固定で動揺歯を安定化。治療後は歯周ポケットの再発を防ぐため、患者さまのセルフケアとプロフェッショナルメインテナンス(SPT)を長期的に継続することが肝要です。
よくある質問(FAQ)
①歯周病は自然に治りますか?
いいえ。ご自宅での適切な歯磨きと、歯科医院での歯石とりや歯周病治療を行わないと進行します。
歯周病は無自覚に進行しますので、症状がない方も歯科医院でのチェックをおすすめします。また、歯磨き時に血が出るなど症状がある方は、早期に歯科医院を受診しましょう。
②歯周病になると歯が抜けますか?
はい。症状がでても放置していたりと重度の歯周病になる、歯がグラグラしだして抜ける事もあります。
歯が残せなくなる理由で最も大きな理由は、虫歯よりも歯周病です。
また、歯周病は無自覚に進行する事がほとんどで、症状がでた時は重度になっている事も多いです。
症状がない方もある方も、一度、歯科医院にお早めに受診をおすすめします。
③歯周病治療は痛いですか?
いいえ。歯周病の治療で、歯茎の中に埋もれている歯石を除去するのですが、痛くない様に局所麻酔をしてから歯石を除去します。